オリジナル AI アートに関するブログです.
「芸術の秋」になって,さまざまな公募展が開催されようとしています.そのなかで,まず新制作展と行動展に出品し,ともに入選しました.いずれも賞はもらえませんでした.
新制作展にはアフ・クリントのなまえをいれた 2 枚の絵をつなぎあわせて出品しました.
展示されている状態の写真をしめします.
2 枚つないで出品したのは,印刷サイズをかえずにおおきな作品にみせたかったからです.公募展にはおおきな作品をだしたほうがみてもらえるようにおもいます.しかし,それでも印刷サイズをかえたくなかったのは,手書きでおおきな絵を描くにはたいへんな努力を要するのに対して CG の場合は印刷で容易に拡大することができるので,あまりおおきくするのは適当でないようにおもったからです.2 枚つなぐことでこの意図が実現できるとかんがえたのですが,ぴったり 2 枚をつなげたことで「つながりがわるい」というような指摘をうけることになりました.枠をつけて,中央にもおなじ枠をいれればよいのではないかとおもいました.
行動展にはつぎのようなクリムトのなまえをいれた絵を出品しました.この絵は制作してからだいぶ時間がたっていて,ずって公募展にだしたいとおもっていましたが,これまではほかの絵をだしてきました.
講評会ではこの絵が AI アート作品であることなどを説明して,いろいろな意見をもらいました.そのなかには AI には五感がないことが弱点だという指摘もありましたが,この絵に関しては表面に凹凸があるのがよくないという指摘もうけました.ポスター 1 枚だけをフレームにはっているので,なかなかピンとはれないからそうなるのですが,厚紙でもよいから裏にもうすこししっかりしたものがあればよいのだとおもいました.80 cm 角の絵をベニア板にはってみたこともありますが,そうすると重くなってはこびにくくなります.ボール紙ならばあまり重くならずピンとはれるとおもうので,次回はそれをためしてみようとおもいます.