オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
カンディンスキーのなまえ (Kandinsky) をいろいろなあたえかたをして AI アートを描かせていますが,どのやりかたをとっても,そこからは豊かな画像がえられます. “Kandinsky” を正のプロンプトだけにあたえるより負のプロンプトにもあたえたほうが 多様な画像がえられることは 「“否定” すると一段と魅力的な AI アートがえられるカンディンスキー」 に書きましたが,今度は “Kandinsky” を 2 分割してみました. つまり,“K_andinsky” とか “Ka_ndinsky” とかを Stable Difusion 2.1 にあたえてみました. そうやってできた画像の例をあげます. カンディンスキーの画風とはまったくちがいますが,興味ぶかい絵です.
“K_andinsky” によってえられた画像としては,つぎのようなものがあります. 最初の 2 枚は動物的です.3 枚めには人が描かれていますが,1 枚めにも人が感じられます.
つぎの画像は “Ka_ndinsky” によってえられたものです. これら 2 枚は水のある街の風景という点が共通しています. つぎの画像は “Kand_insky” によってえられました. 建物を描いていますが,独特の雰囲気がある夜景になっています. “Kandi_nsky” からはつぎのような画像がえられました. “Kandi” だけで描かせると整列したキャンディが描かれますが,それをもっとこまかくしたような絵になっています.つづりの最後に “sky” があるためでしょう,空に魅力のある絵が多く描かれます. 容易に想像されるように,“sky” のまえにくぎりがある “Kandin_sky” にとくにその傾向があります.
しかし,“Kand_insky” や “Kandinsk_y” でえられたつぎの絵にも空に魅力があります.