オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
Stable Diffusion 2.1 にクレーのなまえ (Klee または Paul Klee) をあたえて絵を描かせると,多くは格子状のものを描きます. もっとちがうものを描かせるために,格子を意味することばを負のプロンプトにあたえてみました. それがうまくいって,多様な絵を描かせることができました.
まずクレーのなまえ (Klee) だけをあたえて描かれる絵の例をあげます. 格子や四角形にちかい図形が多くなっています.
それに対して負のプロンプトとして “lattice” を指定してえられた絵をあげます.
上の 2 枚は比較的複雑ですが,以下の絵のおおくはもっと単純化されています.
ここまでは格子からはずれた絵ですが,やはりまだすこし格子状の絵を描きます.
ことばをかえて,“grid” をあたえてみます. これでもうまくいきます.
この場合もときどき格子状の絵を描きます.
つぎに,格子にちかいものとして四角形 (square) をあたえてみます. これもうまくいったようです.
さらに,格子状の絵を描くモンドリアン (Mondrian) のなまえをあたえてみました. これが一番ゆたかな結果をうみました.