オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
Stable Diffusion 1.5 にプロンプトとして “🖼” をつけたことばをいれると,たいがいは絵を描いてくれます. ところが,Stable Diffusion 2.0/2.1 ではおもうように絵を描いてくれません. “Painting” をつけると絵を描くことが多いが,はでな色づかいになりがちです. たぶん,つづりに paint がふくまれていると,はでな色でぬれという意味になるらしいのです. そこで,それをよわめるためのひとつの方法として “painting” を正のプロンプトとして指定するのと同時に 負のプロンプトとしても指定するようにしてみました. すると,はでな色づかいがおさえられた絵を描いてくれることが多い.
そこで,負のプロンプトとして “painting” を指定したうえで,正のプロンプトには “painting” と別のいろいろなことばをあわせて絵を描かせてみました.
数字 1〜2 文字をくみあわせると,なぜか木々がよく描かれます.
木々以外でも興味ぶかいものが描かれます.
アルファベット 1 文字をくみあわせてもいろいろな絵を描きますが,数字ほどおもしろくはないようです.
“lili” のようなくりかえしのあることばもくみあわせてみました. 中国でも西洋でもこのようななまえを女児やパンダにつけます. つまり,かわいいものを描かせようというわけです. その結果については別の記事でよりくわしく書きますが,ここにはいくつかサンプルをあげておきます. つぎの画像は,くりかえしのあることばでえられた結果の一部です.
“juju”, “susu” などのことばでは予想どおり女の子など,かわいいものも描きますが,こわい面のようなものも描きます.