オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
数学用語をだいぶためしましたが,今度は物理・化学などの用語を Stable Diffusion 2.1 にあたえて AI アートを描かせてみました. 相対性とクリムト,量子とキリコなど,特定の用語と特定の画家名とのくみあわせがおもしろい結果につながるようです.
まず「物理 (physics)」から得られた絵をしめします. 正のプロンプトとしてだけ指定した場合です.
つぎは「相対性 (relativity)」.まず正のプロンプトとしてだけあたえた場合です.
それから,正負のプロンプトとして指定した場合です.
それに正負のプロンプトとして画家名をくわえてみました. クリムトとのくみあわせが,うまくいったようです. 「相対性」は正のプロンプトとしてだけあたえています.
そして,正負のプロンプトにあたえた場合です.
そして「量子 (quantum)」.まず正のプロンプトとしてだけあたえ,画家名をあたえなかった場合です.
つぎは正負のプロンプトとしてあたえた場合です.
画家名としてはキリコが一番うまくいきました. まず正のプロンプトとしてだけあたえた場合です.
つぎに,「量子」とキリコを正負のプロンプトとしてあたえた場合です.
つぎは「化学 (chemistry)」ですが,単独であたえてもあまりおもしろい結果はえられませんでした. つぎにあげるのはカンディンスキーとのくみあわせですが,どうもごちゃごちゃした絵になりがちです. (「化学」は正のプロンプトとしてだけあたえています.)
そして,「化学」を負のプロンプトとしてもあたえた場合です.
それから,「有機 (organic)」をためしてみました. 「有機」は化学に関係づけられるとはかぎりませんが,えられた絵をみると「化学的」なようです.
つぎのはカンディンスキーとのくみあわせです. 「有機」は正のプロンプトとしてだけあたえています.
そして,「有機」を正負のプロンプトとして指定した場合です.