オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
Stable Diffusion 2.1 にカンディンスキーのなまえを正のプロンプトとしてあたえ, 負のプロンプトとしてモンドリアンやモネのなまえをあたえることで, カンディンスキーが描いたのとはちがう,さまざまな絵がえられます.
カンディンスキーのなまえ (Kandinsky) だけをあたえると,大半の絵はつぎのような雰囲気のものになります. これはたしかにカンディンスキーが描いた絵によく似ています.
絵に変化をつけるにはさまざまな方法があり,それぞれおもしろい結果につながります. しかし,もっともかんたんな方法は負のプロンプトとしてひとつのことばを指定することでしょう. そのことばとしては画家名を指定するのが効果的です. とくに効果的だったのがモンドリアンとモネでした.
モンドリアンを指定するとつぎのような絵がえられました.
これらの多くに植物的なかたちがみられますが,それがモンドリアンを指定したときの特徴だとかんがえられます.
一方,モネを指定するとつぎのような絵がえられました.