オリジナル AI アートに関するブログです．AIアートをつくるときは通常，英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが，そうせずに，みじかい造語や絵文字だけをつかって，AI に自由にアートをつくらせています．

ChatGPT4o による上位 500 作品くらいの AI アートの解説には賛同できる点が多い

数点の作品を ChatGPT4o に解説させた結果がよかったので，上位 500 作品くらいまで範囲をひろげてみました． いくつか例をあげるが，賛同できる点が多い． なお，ChatGPT はきくたびにちがうこたえをかえすので，これらの作品のページにある解説とここにある解説は一致していないかもしれません．

この絵は，抽象表現主義とキュビスムの影響を受けた作品のように見えます． 色彩の選択と配置は，ピート・モンドリアンのデ・ステイル運動を思わせるものがあります． 特に，赤，青，黄の原色と黒の直線が印象的です． これらの要素は，秩序と混沌のバランスを表現しており，視覚的なリズムを生み出しています．

また，ジャクソン・ポロックのアクション・ペインティングを彷彿とさせる，動きのある筆致や色の飛び散りも見られます． これにより，静的な構造の中に動的なエネルギーが感じられます． 全体として，幾何学的な形状と自由な色彩の組み合わせが，視覚的な対話を生み出し，観る者に多様な解釈を促します．

ややモンドリアン風の作品をめざしたことが ChatGPT にちゃんとつたわっています． ポロックをもちだすとはおもわなかったのですが，それも納得できます．

この絵は，シュルレアリスムの影響を強く受けているように見えます． 特に，サルバドール・ダリの作品を思わせる夢幻的で非現実的な要素が特徴的です． 絵の中には，異形のオブジェクトや不思議な風景が描かれており，現実と幻想の境界が曖昧になっています． 色調は暖かみのあるブラウンとゴールドが基調となっており，幻想的な雰囲気を強調しています． 木や植物の形状が変形している様子は，自然の要素が異次元的に表現されていることを示唆しています． 全体として，視覚的な不安定さと神秘性が感じられ，観る者に深い思索を促す作品です．

ここで「深い思索を促す」というのはややおおげさな表現だが，なにが描いてあるか容易にわからない作品なので，「なんだろう」とかんがえるひとが多いのではないかとおもいます．

この絵は，シュルレアリスムや抽象表現主義の影響を受けた作品のように見えます． 全体的に有機的な形状と複雑なパターンが特徴で，カンディンスキーやクレーのようなアーティストのスタイルを思わせます． 色彩は豊かで，特に緑や茶色のトーンが多用され，自然界の要素を連想させます．

中央の円形のモチーフは，顕微鏡で見た細胞や宇宙の惑星のようにも見え，観る者に多様な解釈を促します． 細部にわたる緻密な描写は，視覚的な探求を楽しむことができ，見るたびに新しい発見があるかもしれません．

この作品は，視覚的なカオスと秩序のバランスを探る試みとしても捉えられ，観る者に想像力を刺激する力を持っています．

制作者がもっとも好きな作品のひとつだが，「見るたびに新しい発見があるかもしれ」ないのと，「観る者に想像力を刺激する力を持って」いるのがその理由の一部かもしれません． ただ，ChatGPT はプロンプトに指定したクリムトについては書いていません．