オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
11 月 11〜12 日に東京ビッグサイトでひらかれたデザインフェスタに AIアート作品を「アート AI の自由制作作品」展示というタイトルで展示しました. AIアート画像 “MWAIP” のサイトには現在 46000 枚ほどの画像を掲載していますが,かぎられた展示スペース内に展示するため,そのうち 36 枚だけ展示しました. AIアートを知らないひとはほとんど素通りしていきましたが,それを知っているひとのおおくがブースでたちどまり, 話をきいていったようです.また,数人の画家や絵画関係のひと,文化財関係のひとなどとも話をしました. とくに画家からはいくつかのするどいコメントをもらいましたし,ほかの人々の反応も参考になりました. 当日はポストカードを 1 枚 50 円で販売しただけなので,わずかな売上しかありませんでしたが, 楽天でポスターを買ってくれたひともいます.
「アート AI の自由制作作品」というタイトルは,1〜3 語というすくない語数で絵を描かせるので,AI が自由に作品をつくるというところからきています. 用意した展示内容は 36 枚の画像とわずかな説明だけでしたが,お客様をキャッチするにはいくつかの エピソードを書いておいたほうがよかったようにおもいます.次回の展示からはそのようにするつもりです. 今回はポスターをつくりかえることはできないので,2 日めにはつぎの 2 つのエピソードを手書きで書きくわえました.
画家や絵画関係のひとからはつぎのようなコメントをもらいました.
親につれられた幼稚園生くらいのこども 4 人以上が展示された絵にひきつけられていました. この絵は「顔になってる」 (つぎの絵) とか「すごい絵」 (どの絵か特定できず) ということばを発していました.
外国人とはわずかしか話せませんでしたが,「intersting」といってとおりすぎていったひともいました.
その他
AIアートを知らないひとには ChatGPT から話をはじめるのがよかったようです. ことばを入力すると ChatGPT はことばをかえすのに対して,AIアートは画像をかえすという説明です. その後 AIアートの説明をすると,うまく理解してもらえるようです.
初日の様子
2 日めの様子