オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
最近 AI アートにはまっているのだが,Stable Diffusion 1.5 にコロナウイルスを描かせてみようとおもいました. CoronaVirus という直接的な prompt をいれるとそれらしいものを描きますが,それでも COVID2 のイメージはよわいようです. つづりをすこしかえるだけで,いろいろ,おもわぬものを描きます. つづりを coronavi にしてみると,かなりコロナウイルスからははなれてしまいますが,それでもつぎのように,まるいもののまわりに,なにかがくりかえしているかたちを描きます.
まず CoronaVirus といれたときの画像をならべます.
まるくて周囲にスパイクがたくさんついているという特徴はとらえられていますが,最初の画像ではまるいもののまわりにスパイクでなくコロナウイルスがくりかえしています. つまり,入れ子構造になっているようにみえます.
Coronavi といれてみると,つぎのように,まるいもののまわりになにかがくりかえしているという構造をもつ画像がときどきえられますが,それ以外のものもでてきます.
Coronad とすると,同様の画像もえられますが,それ以外の画像がふえてきます.
Corona だけでも円のまわりにスパイクのようなものがついた画像がえられることがあります.
Corona や Coronad でちょっと魅力的なテクスチャもときどきあらわれます. これはコロナウイルスが多数ある画像からきているのだろうとおもいます.
2 番めの画像をすこし拡大したものをのせます. もとの画像のサイズが 512×512 なので,これ以上の解像度はありません.
ウイルスとは関係ないのですが,coronal などの造語をあたえるときれいな天体などの画像がえられます.