オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
AI アート画像を多様化するために負のプロンプトをつかっているが,場合によっては負のプロンプトをあたえることで多様性が減る,あるいはほとんどなくなる場合があることがわかりました.
つぎの画像はカナブストラクド (Kanabstracd) と画家ボス (Hieronymus Bosch) を正のプロンプトとしてあたえ,ダリ (Dali) を負のプロンプトとしてあたえて描かせたものです.
乱数はもちろん,パラメータもいろいろ変えていますが,図柄はほとんどおなじです. 負のプロンプトをあたえなければ,これほど多様性がうしなわれることはありません.
つぎの場合はそこまで多様性がうしなわれることはありませんが,カナブストラクドとユトリロを正のプロンプトにあたえて, グレー (gray) やキリコ (Chirico) を負のプロンプトにあたえたら,つぎのような絵を描きました.
これらを負のプロンプトにした場合には,このように中央に道があり,両側に建物がある絵が大半です. ボスの場合にせよユトリロの場合にせよ,どうしてこのようなことがおこるのでしょうか?