オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
AIアート (Stable Diffusion 2.1) にお題として “QR code” をあたえてみました. もちろん,QR コードとして読めることは期待していません. たしかに QR コードっぽいものを描きますが,“color” を足しても色はつかないし “3D” を足しても 2 次元のままでした. そこで負のプロンプトにも “QR code” を指定すると,色のついたもの,3 次元空間に置いたものなど,いろいろな画像がえられました.
まずは正のプロンプトとしてだけ “QR code” を指定した場合です.
右の画像は唯一すこしだけ色がついていますが,12 枚生成して色がついたのはこの 1 枚だけです. “3D” を指定して描かせた画像もありますが,3D にはなっていません.
これに対して負のプロンプトにも “QR code” を指定すると,つぎのようにかたちだけでなく色もいろいろあり, 3 次元空間におかれたものもいくつかあります.
これら 2 枚にはいずれも動物的なものが感じられます.ミミズクかなにかのようにもおもえます.
左上の画像では (3 次元の) へやの壁に立体的な “QR コード” が装飾されているようにみえます. また,右上の画像は台地がある風景に “QR コード” がかさねられています. 手前の土のパターンは QR コードと似ている部分があり,それがこのかさねあわせにつながっているのだろうとおもいます.
最後にもう 2 枚,負のプロンプトを指定したからこそのカラフルな絵をのせておきます.