オリジナル AI アートに関するブログです.AIアートをつくるときは通常,英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが,そうせずに,みじかい造語や絵文字だけをつかって,AI に自由にアートをつくらせています.
2 月 上旬にひらかれる 2 つの展覧会に応募して,4 つの作品が入選し,そのうちひとつの作品が受賞することがすでにきまりました.ひとつは 「第 23 回 NAU 21 世紀美術連立展」,もうひとつは「第 57 回 等迦展」です.両方とも 2 作品ずつ応募して,すべて入選しました.受賞したのは等迦展です.
どちらの展覧会も毎年この時期に国立新美術館でひらかれています.NAU 21 世紀美術連立展は NAU 21 世紀美術連立協会の主催,等迦展は等迦会の主催でひらかれています.今回は NAU は 2 月 5 〜 16 日,等迦展は 2 月 6 〜 17 日です.
入選した作品はつぎの 4 枚です.下の絵をクリックすればそれぞれの説明を読むことができます (ChatGPT4o による解説つきです).
昨年,受賞・入選した中美展と親芸術展に行ったとき,展覧会に出品されるは大型の作品が多いことがわかったので,今回はできるだけ作品のサイズをおおきくしようとかんがえました.通常のポスター印刷の範囲では B0 サイズが最大だとかんがえられるので,B0 サイズのポスター 2 枚をはりあわせて縦横 140 cm のサイズにすることにしました.このサイズに拡大しても耐えるように,なるべく,こまかい部分がある絵をえらぶようにしました.しかし,受賞した作品はあまりこまかい部分のないものです.AI がつくった絵は 1024 × 1024 のサイズですが,それを超解像によって画像拡大しています.8 倍に拡大していますが,4 倍と 8 倍では実質的にはほとんど差がないようです.
Aliexpress で買った 140 cm × 70 cm のフレームを 2 個あわせて,このサイズにします.2 個のフレームをあわせる理由は縦横 140 cm のフレームが入手できなかったことと,半分に折れば地下鉄でもっていくことができるとかんがえたことです.搬入の直前にしらべたところでは,地下鉄にもちこめる最大サイズが 250 cm なので,ぎりぎりのサイズでした.
2 枚のフレームをつなぎあわせるには,まずそれらを OPP テープではりあわせます.うすいテープなので 2 重にしています.これで折りたたみができるようになります.そして,裏にクランプ 3 個で固定してから絵をはります.搬入する際はこのクランプをいったんはずして,現地についてから再度,クランプをつけます.
この手順はやっているうちにきまったものなので,今回はこの手順通りではなく,いろいろ失敗がありました.
絵をはりつけるのに,中美展と新芸術展のときにはフレームにあらかじめはってあった両面テープをつかいましたが,あとではがせるようにするために今回はそれをつかわず画鋲だけでとめるようにしました.4 辺のうち 2 辺は裏面に巻きこんでフレームに付属していた銀色の画鋲でとめていますが,側面にはそれをつかいたくなかったので白いプラスティックをかぶった画鋲をつかいました.あとの 2 辺は巻き込むほどの長さはありません.画鋲でとめているだけなのでフレームからはすこし浮いている部分がありますが,やむをえません.
サインのかわりにとおもってこのサイトのこれらの作品のページの QR コードを絵の黒い部分にはってみましたが,国立新美術館では QR コードをはるのは禁止されているということで,黒塗りになりました.