WASS の検索においては検索結果の段落にふくまれる各文 (正確には 「句」) についてスコアを計算し,その結果にもとづいてつぎのような表示をしています.
- 検索結果項目の削減
- 単純インタフェースにおいては 「検索結果項目絞り込み」 というパラメタを 「中」 にすると検索語や指定された年代,地域などに関係のうすい結果の表示をおさえるとともに検索もれをおさえて,バランスのよい表示をします. 前記のパラメタを 「強」 にすると,検索もれを許容して結果をさらにしぼりこみます. また,前記のパラメタを 「弱」 にすると,検索もれをできるだけおさえるため,検索語や指定された年代,地域などに関係のうすい結果も表示されるようになります.
詳細インタフェースにおいては,このようなしぼりこみ制御をもっと詳細におこなうことができます. 段落のすべての文 (句) があらかじめ指定された文スコア下限値 (文表示抑制パラメタ) よりひくいスコアをもつ検索結果は表示しません. 単純インタフェースと詳細インタフェースのパラメタの対応はつぎのようになっています: 「強」 - 4.0,「中」 - 3.5,「弱」 - 3.0. 詳細インタフェースにおいてパラメタを 0 にすると,すべての検索結果が表示されます. - 検索結果の短縮表示
- あらかじめ指定された項目スコア下限値 (項目表示抑制パラメタ) よりスコアがひくい文はそのまま表示せずに “…” を表示します. これによって,検索語や指定された年代,地域などに関係のない部分の表示をおさえて検索結果をよみやすくしています. 単純インタフェースにおいてはこのパラメタ値は 1.2 に固定されています.
いずれのパラメタ (項目表示抑制パラメタ,文表示抑制パラメタ) も,最初はあらかじめきまった値のままで検索して,項目数や文の数がおおすぎるまたはすくなすぎるときに調整してください.
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