デイシンではテープライトを購入するお客様がテーブライトを加工したり電源アダプタを選択したり調光器の使用でとまどったりすることをできるだけへらそうとしています. そのための商品が電源アダプタつきのテープライトです. デイシンでもこの商品のあつかいにまだ十分なれているとはいえませんが,徐々にさまざまな問題を解決して,お客様の負担をへらす方向にすすんでいるとかんがえています.
テープライトを使用するとき,通常の照明器具とくらべるとお客様の負担はどうしても増加します. テープライトは通常 5 cm 単位で自由に切断することができます. ながさをきめると,それに合った電源アダプタなどを選択し,テープライトがそれに接続できるようにする必要があります. 安価なテープライトの場合,電源アダプタはテープライト本体よりかなり高価なので,お客様の負担になります. 5 m のテープをそのまま使用する場合はべつとして,通常は切断するのも電源が接続できるようにするのもお客様の仕事です. また,安価なテープライトの場合は不良品も多いため,それもお客様の負担になります.
デイシンではこういうお客様の負担をできるだけへらして 12 V のテープライトを普及させたいとかんがえていますが,そのための商品が電源アダプタつきのテープライトです (写真はその例). この商品の購入にあたってお客様にきめていただくことは,基本的にはテープの種類とながさ (5 cm の何倍のながさか) だけです. 注文をうけると,まずテープを切断したり,つなぎあわせたりして,指定されたながさのテーブをつくります. その際,当然のことながら,不良品あるいは不良部分はできるだけ排除します. そして,テープを 5.5×2.1 mm という規格のコネクタにつなぎます. そうすることで,電源アダプタに接続できるようになります. そして,必要な容量の電源アダプタを選択します. 多少の余裕はみますが,基本的には最低限の容量のものを選択することによって,コストをおさえます. 単独で販売される電源アダプタはきびしい規格 (「特定電気用品」の規格あるいは <PS>E 規格とよばれます) をみたす必要がありますが,照明器具 (この場合はテープライト) の付属品である場合は「電気用品」の規格あるいは (PS)E 規格というややゆるい規格でよいため,コストも低下します.
デイシンでは,この商品をあつかううえで,さまざまな困難に直面していますが,それらを徐々に解決してきています. お客様にできるだけ安価な照明器具を提供するため安価なテープを選択していますが,そうすると容易にみつけられない不良がふえてしまいます. ハンダづけ不良の問題についてはブログ記事に書いてきました. また,安価な電源アダプタを選択すると,そこでもさまざまな問題がおこってきます. これまで遭遇した問題についてはブログ記事に書いてきました. 調光したいというお客様の要求に対して,単純に調光器をあわせて注文していただいて発送するだけではすまないこともわかってきました. このことについてもブログ記事に一部,書きました. まだこの商品のあつかいに十分なれているとはいえませんが,今後も,発生する問題を解決してお客様の負担をへらす方向にすすんでいるとかんがえています.