デイシンの店では,これまで,まず 100 V のペンダントをつくり,USB つまり 5 V のランプや地球儀,12 V のランプをつくってきました. 12 V にいきついたのはそれが LED 照明の本筋だというかんがえにいきついたからですが,テープライト以外の 12 V 器具はなかなか売れません. もう一度 100 V の原点にもどって,波模様のボールランプをつくって売ってみることにしました. 2 つの波をかさねることで,ひまわりなどにみられるフィボナッチ模様をつくりだすことができます. 単純な波とともに,それを売りにしてみようとかんがえました.
ひまわりの種の配列は左向きのらせんと右向きのらせんのくみあわせになっていて,らせんの数はフィボナッチ数になっています. ランプシェード上に左向きの波と右向きの波をえがいて,波数をフィボナッチ数にすると,ひまわりなどと同様の模様にすることができます. 既存のペンダント・ライトのなかにも,このようなフィボナッチ模様をつかったものがあります.
通常のフィボナッチ模様はひろがっていく一方なのですが,球面にえがいた波は南極と北極の両方で 1 点に収束しているところがちがいます. ただし,ボールランプにすると一方の極はソケットにさすことになって,みえなくなってしまいます.