メイルがスケジュール管理のためにつかわれていることは,よく知られている. Outlook などにはそれを支援するための機能がくみこまれている. しかし,このような機能は十分ではないし,標準化されていないのでメイラーをかえるとつかいつづけることができなくなる. メイル・ワークフローにおいては,より強固な基盤を確立する必要がある.
スケジュール管理機能に関しては,従来のメイラーがもつ機能とくらべて,メイル・ワークフローはつぎのような利点がある (べきである).
- 従来のメイラーにおいてはメイルの内容をひもづけするべき日付はユーザが手入力する必要があった. これに対してメイル・ワークフローにおいては,日付にタグをつけることによって,それを自動的にひもづけすることができる.
- 締切管理も自動化することができる.
- 会議システムや会議室予約システムなど,他のシステムとの自動連携が可能である.